お越し頂きありがとうございます。 このページは芝原生活文化研究所、「阿波木偶箱まわし保存会」のホームページです。 徳島独自の木偶文化である、「三番叟まわし」や「箱廻し」の伝承活動の一部を紹介しています。 お越しの際には、掲示板にご感想など一筆いただければ幸いです。 |
徳島県の正月儀礼として永く定着した「三番叟まわし」は、三番叟とえびすが「五穀豊穣」、「無病息災」、「家内安全」などを予祝し、 新しい年を迎えた人びとに明るい展望と生きる勇気を与えました。 徳島県のみならず、香川県や愛媛県の正月にも無くてはならない文化となりました。 しかし、さまざまな理由により1960年代にはその姿をほとんど見ることができなくなったのです。 阿波木偶箱まわし保存会では、この「三番叟まわし」や、「箱廻し」を伝承し再評価する取り組みを行っています。 |
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最終更新日:2016年 5月 19日 HP開設2003年 | |
いつもご支援 ありがとうございます。 阿波木偶箱まわし保存会ホームページにご訪問ありがとうございます。 ◎お知らせ◎ hpのURLとメールアドレスが変わりました。旧アドレスは使用不可となりました。 新しいアドレスは次になりました。ご登録の変更をよろしくお願いします。 http://wwwa.pikara.ne.jp/ebisu/ ✉ebisuあっとme.pikara.ne.jp (あっとを@に変えてお送りください) 芝原生活文化研究所代表辻本一英や阿波木偶箱まわし保存会への、 講演会や文化祭・イベントなどへの出演依頼は、このページのメールからお問合せください。 ebisu(あっと)me.pikara.ne.jp (あっと)を@に変えてメールください。 *メールが受信されないケースがございます。送信していただいたメールは必ず返信しています。 送信されて3日間返信がない場合は、受信されていない可能性がありますので、お手数ですが再送をお願いします。 |
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新着情報 2016年2月~ (鳥取県大山町の権ちゃんのデザインです) 近況報告 阿波木偶箱まわし保存会20周年を祝う会 2016年4月30日、阿波観光ホテルにおいて開催された祝う会に230人が参加してくださいました。 麦うらしで「ノバセワラ」 5月14日、愛媛県東温市で開催された「麦うらし」行事に参加し、「ノバセワラ」の春神楽を行いました。 <辻本一英が授賞しました> 阿波木偶箱まわし保存会創設者の辻本一英が、奈良県大和郡山市の第4回「水木十五堂賞」を受賞しました。 授賞式・記念公演・箱まわし実演・シンポジウムは、2016年1月31日(日)13:30~(やまと郡山城ホール)に開催されました。 第1回受賞者は、荒俣宏(作家)、第2回受賞者は、肥田晧三(元関西大学教授)、 第3回目受賞者は、市川猿之助(歌舞伎役者)の各氏で、辻本が4人目の受賞者となりました。 授賞式のチラシ・ポスター 朝日新聞 徳島版(12月10日付) 徳島新聞12月26日夕刊・27日朝刊 過去の新着情報へ |
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辻本の講演依頼や 箱まわしの公演依頼、 資料購入を希望される方は 下の窓口からどうぞ ⇒こちら <お知らせ> お待たせしました。 阿波木偶箱まわしを紹介する冊子が 新しくなりました。20年の記録です。 福を運んだ「でこまわし」 A4版 116頁 頒価 1,000円(税込) (送料・振込代金は別です) A5版112ページ 定価 1400円+税 残部僅かとなりました。 アマゾンや有名書店に 注文することも可能です。 「生きている三番叟まわし」 本会15年の歩み記録の他、 図録、目録、年表など A5版46ページDVD付 (23分) 一部、英文解説入りです。 完売!ごめんなさい お問い合わせは こちらまで 写真パンフ 『でこまわし』 完売しました。 箱廻し伝承の写真記録。 (全29p,2005年11月24日発行お問い合わせはこちらまで) |
<近況スナップ> 20周年を祝う会 阿波観光ホテルにて開催されました。飯泉徳島県知事、上田奈良県大和郡山市長をはじめ、県内外の文化人と 阿波木偶箱まわしサポート倶楽部の皆さん230人が集い、祝福していただきました。ありがとうございました。 20周年に加えて、阿波木偶「三番叟まわし」の徳島県指定無形民俗文化財と顧問辻本一英の「水木十五堂賞」 受賞の祝賀も併せました。 阿波木偶祝福芸の「福まわし」も初披露し、盛会となりました。各地から祝福のメッセージ、ありがとうございました。 竹本友和嘉師匠の口上で幕開け。先ずは「三番叟まわし」で来場者を祝福。武知(四国放送元アナウンサー)さんの名調子で進行。 発起人代表髙橋(徳大大学院教授)あいさつ。県知事、NHK徳島放送局長、徳島銀行頭取、西宮神社宮司、大和郡山市長から祝辞。 中内正子と辻本一英から謝辞。 東みよし町教育長へ修繕された三番叟とエビスの木偶を手渡し。 知事への「献杯」。祝福芸「福まわし」を初披露。拍手喝采! ミラノ万博で披露した「阿波踊りby木偶」。記念に記念誌、カレンダーやTシャツを作成。 「第4回水木十五堂賞」授賞式が行われました 奈良県大和郡山市において第4回水木十五堂賞授賞式が執り行われました。授賞式に引き続き辻本の講演と 阿波木偶箱まわし保存会が「三番叟まわし」「えびす・大黒まわし」「箱廻し」を披露しました。 ロビーでは、収集した木偶や修繕事業で蘇った衣装人形の展示と、パネルにより取り組みの紹介を行いました。 ご参集頂いた500名の皆さまをはじめ、祝電やお花等を贈ってくださいました方々にお礼申しあげます。 授賞式・上田市長から賞状を受ける 辻本の謝辞 記念講演では、阿波の箱まわしを紹介 箱まわし実演の合間にも解説 箱廻しメドレーで三外題実演 ホワイエに展示した資料や衣装人形に、参加者は深い関心を お見送りは、えべっさんの福分けで <「百太夫神社祭」> 1月5日は、恒例の「百太夫神社祭」(西宮神社境内に鎮座)で奉納しました。 毎年、好天に恵まれての奉納です。門付けにより中内の喉が相当傷んでおりましたが、無事奉納演技が終了しました。 5日はウイークデーにもかかわらず、大勢のギャラリーで賑わいました。 共演の「えびす座」さんの演技も磨かれ、百太夫神社祭に馴染んできました。 毎年恒例の行事ですので、ぜひご参拝ください。 2016年の門付け風景 2016年1月1日・2日の写真が届きました。その一部をご紹介します。 12月31日 保存会の木偶収蔵庫にて、出発準備です。伝統にのっとり、東みよし町の神社で奉納後出発。 1月1日 午前0時からの門付け。(三好市午前) 2日 民家の荒神様・水神様を祭祀します。(三好市午後) 2日 恵方に向け奉られた野や山の幸に鍬や鎌が添えられています。 毎年恒例の伝統的な春神楽「鍬初め」で、三番叟まわしを奉納しました。 三番叟が田畑の四隅を踏み、豊作を祈ります。既に殆どが姿を消した農業神事です。(三好市) <『怪』46号発売はじまる> 『怪』46号が発売されました。全国発売直前に水木しげるさんの訃報。驚きました。 全国の書店で手に入りますので、お早めにご購入下さい。(表紙に水木しげるの名が入った冊子です。売切れ必至。) 本会の辻本一英も特集「正月 正月様の民俗誌」に、阿波木偶「三番叟まわし」他を紹介しています。 武蔵野美術大学で5講義 7年ぶりに、武蔵野美術大学で辻本が講義。私ども箱まわし保存会も阿波木偶「三番叟まわし」と「箱廻し」を実演。 美大生は、秀逸な阿波木偶(頭・衣装)の魅力を見抜き、大きな興味を示していました。 二日間、たっぷりと美大の雰囲気を味わいました。都内の友人も駆けつけてくださり、旧交を温めることが出来ました。 辻本の講義で「三番叟まわし」「箱廻し」の他にえびす大黒まわしを紹介。休憩時に糸操り人形を操作。 さすがに美大です。作業棟の周辺は、無造作にして芸術の香りを漂わせています。 <御礼> 予定の250席を超す350人のご来場に、主催者一同感謝申しあげます。 誠にありがとうございました。 急遽イス席を追加という嬉しい悲鳴。てんやわんやで、ご迷惑をおかけしました。 しかしながら、「笑う門のにぎわい」にふさわしい内容で、おおいに楽しんでいただけたと 自負いたしております。今後ますます精進いたしますので、ご贔屓をお願い致します。 「三番叟まわし」徳島県指定・箱まわし保存会20周年記念公演 大衆芸能inとくしま 眉山の麓 笑う門のにぎわい 郷土文化会館(あわぎんホール)4階大会議室 11月23日 午後5時30分~8時(開場午後5時~) 出演: 阿波木偶箱まわし・猿まわし・萬歳・講談・江戸雑芸 眉山の麓 笑う門のにぎわい 2015年11月23日 あわぎんホール4階 ご来場ありがとうございました。眉山の麓(会場)は満席となり、懐かしい大道芸で大盛り上がり。 「笑う門のにぎわい」となりました。たたき売り(啖呵売)でバナナは即売状態、芸人泣かせでも嬉しい限りです。 大勢の方からご好評を得ました。笑いで賑わう徳島を今後も企画いたしますので、ご支援いただけますようお願い申しあげます。 午後5時の開場とともに、ほぼ満席となりました。椅子を追加しながらのお迎えです。「三番叟まわし」で皆様の幸せを! 大ベテランの「伊勢萬歳」 「三曲萬歳」 浅草雑芸団 「放下芸」 猿まわし 「安来節」 講談「水戸黄門」 啖呵売でバナナをたたき売り 箱廻し「太功記」 「日高川」 「蘆屋道満大内鑑」 葛の葉子別れの段 フィナーレは「伊勢音頭」から「阿波踊り」 文化の森 25周年 記念公演 2015年11月22日 文化の森イベントホールで開催の大道芸の世界。満席で入場をお断りしました方々には申し訳ございませんでした。 ホワイエで、モニターを用意してご覧いただきましたが、関東や九州からもお運びいただき、嬉しい悲鳴でした。 伝統的な無形遺産の見直し作業として、先ずはその魅力に触れていただきたく、博物館とともに企画しました。 出演前には、デモンストレーション。そのデモで催しを知った家族ずれも、入場できたようです。ラッキーでした。 県立博物館で 「阿波木偶箱まわしの世界」開催中 (2015年 10月31日~11月29日) 11月3日、21世紀館前で「三番叟まわし」を奉納。 11月1日には、体験コーナーを開設して箱まわしを楽しみました。 まじかに見る人形の動きに、大人も子どもたちも大はしゃぎ。カナダの少女はノリノリでした! ※11月15日は、伝承・体験コーナーを3回開催します。ぜひご参加ください! 法市農村舞台公演スナップ 2015年10月4日(日)午後1時から、東みよし町法市農村舞台公演に箱まわしジュニアチームと共に参加しました。 ジュニアチームにとっては、地元法市舞台初出演です。お運びいただいた約250人の前で、伝承の成果を披露しました。 演目は、「三番叟まわし」「えびす・大黒まわし」「傾城阿波鳴門」です。保存会も近年修繕した衣装人形の一部を展示し、 「箱廻しメドレー」で場を盛り上げました。ゲスト出演の直島女文楽「えびす舞」や勝浦座「壷坂」を鑑賞して、 良い学習の場となりました。 ジュニアチームの「三番叟まわし」 「箱廻し」実演後に箱まわしジュニアチーム16人が揃い踏みしてご挨拶。 2015年ミラノ万博 スナップ 日程:9月6・7・8・9日に出演しました (徳島ウィーク~JAPAN BLUE 徳島~) 徳島ウイークの始まりです。 三番叟もテープカットに参加。 日本館前にて阿波踊りを披露し歓迎。 会場での様子を紹介(徳島新聞日曜版より) 阿波木偶は大人気。朝から夕方まで「おもてなし」。 アフリカのパビリオン前にて。 箱廻しin阿波踊り(8月13日・徳島市東新町) 毎年恒例となった阿波踊りに参加の箱廻し。今年は、昨年に引き続き「葵連」に踊り込みました。 一人遣い用に独特な仕込みを施した人形での踊り込みです。頭だけでなく、左右の手や足までも同時に動かします。 今後開催する舞台でも、披露いたします。 7月から親子伝承教室 7月8月10月と親子伝承教室を、法市農村舞台保存会が主催して、東みよし町中央公民館で開催しています。 受講される中学生は、日々上手になっています。秋の農村舞台では、その成果が発表されます。 阿波木偶箱まわしサポート倶楽部通信 no.7 第7号が刷りあがりました。会員には随時発送いたします。 NHKBSプレミアム 「新日本風土記」 で徳島の吉野川が紹介されました。 *その中で、今年の「三番叟まわし」門付け風景の一部が紹介されています。 2月27日(金) pm9:00~ 再放送:水曜日am8時~ 土曜日am6:00~ 番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/fudoki ポスター左側にえびす人形を持つ中内正子が描かれています。 阿波木偶「三番叟まわし」が徳島県指定無形民俗文化財に答申されました。2015年2月4日付 サポート倶楽部の皆さんをはじめ、日頃ご支援いただいております多くの方々に感謝申しあげます。 今後ますます研鑽して参りますので、ご声援の程、よろしくお願い申しあげます。 徳島新聞 朝日新聞徳島版 2015年の門付けに出発しました 2014年大晦日に東みよし町の産土神社で奉納。 神社集会室で「三番叟まわし」を奉納して門付けに出発。 門付けスナップ速報(1月1日・三好市、東みよし町) 三好市池田は早朝から吹雪きました。 門付け先では、湯茶を用意して迎えてくれます。温まります。 NHKBS「新日本風土記・吉野川」(2月下旬)で少し紹介される予定です。 三好市では「水神祈祷」と「鍬初め」を伝統にのっとり行いました。 西川古柳さんが出演 阿波十郎兵衛屋敷 2014年11月23日 八王子車人形西川古柳座5代目家元が、一人遣い伝統人形芝居の魅力を紹介されました。 本会も、出演させていただきながら、勉強させていただきました。 「その昔」にタイムスリップ 2014年11月23日 三好市にて。 三好市では、およそ80年ぶりに「箱廻し」を楽しんでいただきました。あっという間に大勢のギャラリーに取り囲まれました。 三好市ではおなじみの「三番叟まわし」に加えて、大道での人形芝居を楽しんでいただきました。 伝承の取組 本年度は、11体の衣装人形を修繕しました。2015年2月7日には、あわぎんホール5階で展示いたします。 衣装着付は、元来人形遣いが行っていました。保存会も、ベテランのご指導を得て着付を学びました。 第56回 中国・四国ブロック民俗芸能大会に出演しました 2014年11月23日(日)10時~15時30分 米子コンベンションセンター(鳥取県米子市) 各地に出前 全国各地に出前公演を行いました。小学校から大学、各地のイベントや研修会に招かれました。 遠くへ行きたい 2222回 人形遣いに誘われて 旅人:近藤正臣さん 放映日 2014年9月14日(日本テレビ系列) 香川県観音寺市(麹)→伊吹島(門付)→辻本宅→人形洋工房という行程でした。この門付は「のこさなあかん」と近藤さん。 伊吹島の港を歩く 網元での「三番叟まわし」 人形洋の工房にて 『怪』42号・43号(角川書店)に、辻本が三番叟まわしを紹介 グラビア4頁と本文中に「三番叟まわし」を紹介しています。 東日本大震災復興支援 写真コーナー 2015年は5月末から6月上旬まで福島県、小野町の保泉寺と金山町を訪問しました。四国は梅雨入り直前でした。 鹿児島県口永良部島の噴火ニュースや北海道の地震報道がラジオから流れていました。お寺のご住職と再会したのは、午後1時。早速、近所の仙台屋で美味しいラーメンをおねだりしました。 ご住職のご配慮で、長旅を癒してくれました。リニューアルした野口英夫記念館を見学。母親の愛情こもる手紙が印象に残りました。早速、絵葉書を購入しました。 保泉寺住職のお連れ合いが、福島一といわれるホテル「一力」の宿泊を用意してくださいました。磐梯熱海の湯はすべすべ。豪華な夕食とおしゃれな朝食(写真)をいただき、金山町へ出発。 三番叟で、全面リニューアルされた金山町開発センターのこけら落としです。安全と発展を祈願しました。箱廻しの他、阿波踊り(新作)やえびす舞を楽しんでいただきました。 金山町は鳴門市在住の先輩の故郷です。独特な家並みの先に見える水田は、田植えを終えたばかりでした。先祖のお墓を木偶でおまいりしました。 一昨年に引き続き、金山町の老健施設でボランティア公演です。入所者の他、デイサービスに参加されている方に楽しんでいただきました。歩くえべっさんが一番人気でした。 二日間、壁山荘でおもてなしを受けました。激励の旅が、反対に私たちが癒される思いです。この地は、阿波人形を製作する桐の産地。桐の町をゆっくり散策しながら帰路につきました。 東北地方激励の旅・・・2800km (2011年~) 2011年6月と8月の二度、福島県と、宮城県の被災地を訪問して、民家の片づけや人形芝居のボランティアで復興に向けて激励しました。 2013年は、福島・宮城に加えて、岩手の沿岸部(陸前高田市他)を訪問しました。また、福島県では、大沼郡金山町を訪問先に加えました。 写真にてレポートをお届けします。 福島県田村郡小野町 小野町の曹洞宗名刹保泉寺住職松崎師のお世話で、小野町老人デイサービスセンターを訪問。人形劇とろっこの潟見さんもご出演いただきました。 施設の皆さんありがとうございました。 磐梯山 2年ぶりの訪問公演でした 一人ひとりに「福分け」 初菊も熱演 ベテランの妙技で笑いを 福島県大沼郡金山町 2011年の大震災後、只見川上流域で集中豪雨により被災した金山町。鳴門市に在住する知人の故郷を訪問。特養老人ホームかねやまと御神楽館で町民を対象として公演しました。 只見川に架かるJR只見線も崩落。過疎の村が孤立してはならず、早期の復興が望まれる。大震災と原発事故の陰に呑み込まれた被災地も多く存在します。ご支援ください。 岩手県陸前高田市→宮城県 岩手の一関から山越えし、陸前高田市を訪問。奇跡の一本松と残された奇跡になれなかった松が。町は復興の真っ最中で、復興道路の新設が急がれていました。 海は穏やかでした。奇跡の松の手前に一本裸の松が立ち枯れしているではありませんか。初めての訪問でしたが、元NHK徳島勤務の若者から、被災直後の取材時に連絡くれた街です。 仮設のガソリンスタン。 浜の道路か鉄橋か? 各地にみられた津波による水没区域表示。 宮城県大川小学校跡 多くの小学生や教職員が被災した大川小学校跡を訪問。遺すべきか撤去すべきか議論されているそうです。 北上川も一部補修されて橋を渡ることが出来ました。 小学校跡は、今でも献花が絶えません。今も遺されている校舎の一部と被災者名を刻んだモニュメント。 宮城県東松島市大曲地区 東松島市ボランティアセンターは、中央被災者サポートセンター・中央生活復興支援センターに名称変更されており、「被災者救援」から「生活支援」へと前進しています。 中央被災者サポートセンター 打ち上げられていた大きな船も撤去されているが、水は赤く濁っていました。 車が挟まっていた林も清掃されている。 宮城県亘理郡山元町 旧坂元中学校後の仮設住宅を再度訪問すべく、仙台から南へ50km走りました。町は少しづつながら、確実に復興へと向かっています。 ただ、偶然遭遇した小学校の運動会で、徒競走する児童の数が少ないことに、胸が痛みました。本当の復興はもう少し時間が必要です。 被災地は、確実に変化しています。新しい町並み、塩除去の後水田が。イチゴ栽培は、農業復興のシンボル。訪問時、運動会が開かれていました。 山元町のやまもと復興応援センターと徳本寺の早坂師を訪問。旧坂元中学校跡仮設住宅集会所で激励公演。 箱廻し実演前に、阿波踊りを参加者と。「三番叟まわし」「箱廻し」「えびす舞」を披露して、午後のひと時を楽しんでいただいた。 「禅をきく会」(11月28日・海南文化館・曹洞宗四国管区教化センター主催) 東北復興支援活動「まけないタオル」に取りくんでいる本会では、各種イベント開催時に販売しています。 宮城県亘理郡山元町坂元の徳本寺住職早坂さんのお話を聞く機会が得られました。県南の海南まで走り、ご挨拶しました。 浄土真宗本願寺派教恩寺住職のやなせななさんのミニコンサートも同時に鑑賞しました。早坂さんの詩とやなせさんの曲は心に響きます。 生きる事を語る早坂文明師(宮城) 唄う尼僧 やなせなな さん(奈良) 「まけないタオル」を持ち熱唱 早坂さんに、まけないタオルの売上金を手渡しできました。 3月中旬にジャガイモを植えました。昨年に引き続き、6月に東北の仲間に贈りました。 <2011年春から夏にかけての取り組み紹介です> 3月に、NPO法人ヒューマンネットとくしまと一緒にじゃがいもを植えました。被災地にも送るための収穫しました。 6月6日、梅雨休みの合間に無事収穫し東北に送りました。 お金も力も無い市民が、何か支援活動出来ないかと考え野菜を育てています。 その野菜を東北に贈ろうという、小さな取り組みですが温かい思いがつまったボランティア活動です。 現在は、冬野菜の王様「ほうれん草・大根」を栽培して贈ろうと話し合っています。 収穫したジャガイモは、福島県と宮城県の仲間に送りました。 福島県小野町の高齢者に人形芝居を2011年7月7日 2009年に公演した保泉寺は大きな被災を免れましたが、町のあちらこちらで地震の跡が残っていました。 寺の和尚は温かく迎えてくれましたが、「原発事故による被害は自力ではどうしようもない」と、 時間が止まったままの檀家を気遣っています。 東京を中心とした「市場経済中心主義」のつけを、なぜこの街の人々が負わなければならないのか…。 福島県小野町デイサービスセンターとケアハウス「あすか」で箱廻しを楽しんでいただきました。 宮城県東松島市・山元町を訪問2011年7月8日~11日 東北自動車道は物資輸送のトラックで渋滞していました。 早朝ボランティアセンターに到着。既に受付が始まっていました。広場は宿泊用のテントが並んでいました。 8日は、民家の床下に堆積した泥を取り除く作業を行い、9日は側溝の掃除と消毒を手伝いました。 民家の壁に水位(道路から1.5m)の跡が残っています。 10日は、亘理郡山元町坂元地区に建設された仮設住宅を訪問し、箱廻しを楽しんでいただきました。 11日は、東松島市小野市民センターの避難所を訪問。 現在でも不明者の捜索が行われています。まだ復興へのスタートがきれていない方がたくさんいます。 息の長い長期支援が必要です。 大曲地区では、今も不明者の捜索を行っていました。山元町の小学校校庭に集められている車。廃材の山も痛々しく。 海水に浸かった水田は赤く傷んでいます。傷んだ墓石に花が…。夏を迎えた蓮華畑。 小学校の体育館。大川小学校の児童が避難した橋。それも呑みこんだ大津波。学校前には献花が絶えない。 車の中にチャイルドシート、息を呑み込みました。 街角には、「負げでたまるか」「一歩ずつ進むべし」とメッセージが。 過去の新着情報へ |
国の登録有形民俗文化財(阿波木偶箱まわし保存会所蔵) 2010年3月、これまで本会が収集してきた「阿波木偶の門付け用具」(163点)が、国の登録有形民俗文化財として登録されました。 全国で12番目、四国で初めての登録有形民俗文化財となりました。 |
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研究所のコーヒーブレイク 可愛い愛犬たち。1番目の写真は既に亡くなったキティちゃんです。2番目の写真は、子どもの頃のポク・ヒメ・イチです。3番目の写真は、帰宅したお父さんを迎えるワンちゃん。 それは騒がしいです。4番目の写真は、ママのハナちゃんです。5番目の写真は、遠く日本海側で暮らすヨンポです。6番目写真は、ベッドでポーズ取るクーちゃんです。 昨年夏にワンちゃんと共生できるようにリホームしました。藍染ゾーンの新設と耐震補強を行いました。水蓮が咲きました。メダカも子供をたくさん産んでいます。藍と朝顔が元気です。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 山下菊二情報 徳島県辻町出身の画家(1919~1986)。東洋のピカソと称されるほど評価が高い。『あけぼの村物語』は代表作。 『戦争と狭山裁判』では、石川一雄さんの冤罪を訴えています。『わたしと鳥と音楽と』の作品群に、秀作『恵比寿まわし』があります。 現在、徳島近代美術館で公開されています。(1月中旬まで)また、2009年9月5日から10月12日の間、企画展が開催中されました。 実兄の谷口董美の版画作品も展示されました。董美は、阿波木偶をモチーフとした秀作を数多く遺しており、 箱廻しや三番叟まわしも描いています。 |
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カウンター再開始2005.11.26 |
(管理人より、ご覧のみなさま方へのお願い) このページは、多くのさまざまな方に阿波木偶箱廻しを復活する会の活動内容を知っていただくために作製しました。 ホームページをご覧いただくみなさまのさまざまなインターネット・パソコン環境に対応できるページにしたいと望んでおります。 表示されにくいことや、読み上げソフトで不都合な点などがございましたら、掲示板かメールにてご一報いただけますよう、 よろしくお願いいたします。 お問い合わせ・ご意見・ ご感想はこちらまで |
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